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基礎知識

筋トレの効果が出るには3ヶ月の期間が必要。1年で見た目がガラッと変わる

筋トレは3ヶ月で効果が出る
2秒で説明するなら

筋トレを3ヶ月すれば身体は変わる

筋トレを始めて効果が実感できるようになるまでには、どれくらいの時間が掛かるのでしょうか?

せっかく筋トレをしても、効果がなかなか出てこないと嫌になってしまいますよね。

実は、筋トレで理想の身体を手に入れるためには、最低3ヶ月の時間が必要になります。
そのため、焦らずにじっくり筋トレを続けていくことが、理想の肉体を手に入れるためのコツなのです。

そこで今回は、筋トレの効果を実感できるようになるまでの期間と、筋トレの効果を高める方法について、次のポイントを詳しく解説していきます!

筋トレの効果が出るまでには、少なくとも3ヶ月は続ける必要がある

筋トレは3ヶ月で効果が出る

筋トレの効果を実感できるようになるまでには、どれくらいの時間が必要なのでしょうか?
実は、自分で効果を実感できるようになるまでには、少なくとも3ヶ月は筋トレを続ける必要があるのです。

どれだけ強い負荷をかけて熱心に鍛えても、1回のトレーニングで筋肥大できる量はごくわずかです。
そのため、1ヶ月くらい筋トレをしても、目に見える変化は現れないのです。

筋トレで筋肉が大きくなるのは、超回復と呼ばれる行程で筋肉が少しだけ大きく修復されるため

筋トレを続ければ筋肉が大きくなるのですが、それはなぜでしょうか?
筋肉が強い刺激を受けると筋繊維にごく微細な損傷が起きるので、身体はこれを直そうとします。
次に同じ刺激を受けても筋肉がダメージを受けにくくするために、筋肉を少しだけ大きなサイズに変えて修復します。

そのため、筋トレで筋肉に負荷をかけると、筋肉は大きく成長していくのです。
また、身体が筋肉を修復するときに起きる炎症が筋肉痛の原因だと考えられており、筋肉痛が起こる場合は基本的にトレーニングがよく効いていると考えて良いでしょう。

厳密に言うと、筋トレを1回するだけでも筋肉は大きくなるのですが、ほんの少しだけしか大きくならないので、筋肉がなかなか増えないように感じてしまいます。
特に、初心者の方は早く身体を大きくしたいと考えがちなので、焦らず着実にまずは3ヶ月続けることを目標にしましょう。

筋肉がつきにくい体質ということはなく、大抵は短時間での効果を期待しすぎているか摂取カロリーが足りない

体質によって、確かに筋肉がつきやすい人とつきにくい人はいるのですが、それが問題になるのはボディビルダーやパワーリフティングなどの競技を行う場合に限られます。

マッチョな体型になるという目的においては、内臓の疾患でもない限り筋肉がつきにくいということはありません。

元々太っている人は、食事の量が多いため筋肥大が効果的に行われやすいので、筋肉がつきやすい傾向にあります。

問題は、痩せている人が筋トレで身体を大きくしたいと考えている場合です。

痩せている人は、太りにくいから筋肉もつきにくいのだと思ってしまいがちですが、単に食事の量が少ないのが原因だということが少なくありません。

自分ではしっかり食べているつもりでも、カロリーが足りていないということがあるので、筋肉がつきにくいと感じている人はまず食べる量をどんどん増やしていきましょう。

大まかな感覚では、1日に2500kcalのカロリー摂取を目標にすると、体重と一緒に筋肉も増やしやすくなります。

初心者は筋肉がとてもつきやすい時期なので、頑張って続ければ必ず効果が出る!

実は、筋トレの初心者は筋肉が非常につきやすいので、筋トレ開始から1年間はどんどん筋肉をつけていくチャンスなのです。

確かに見た目の変化は分かりにくいですが、筋力という点では急激に伸びていきます。

そのため、すぐに効果が出ないからといって諦めてしまうのではなく、焦らず地道に筋トレを続けていきましょう。

筋トレの初心者は、まだ筋肉が全然増えていないため、身体の筋肉量増加の限界までの伸びしろが多く残っています。そのため、筋トレ初期の筋肉量増加は、中級者以降と比べると圧倒的に多くなるのです。

筋トレ初心者は上手くいけば1年でどれくらい筋肉を増やすことができるのか

「アラン・アラゴンモデル」と呼ばれる、筋トレの経験年数ごとの除脂肪体重(体脂肪を除いた体重)の増加量を表した指標では、初心者は上級者の約3倍も増えやすいことが分かっています。

上級者は年間で数kg増えれば上々ですが、初心者は上手くいけば8〜10kgも除脂肪体重を増やすことができるのです!

このモデルによると、筋トレの初心者が1年間続けて筋トレを行った場合、体重70kgの男性は約8〜13kgの筋肉量の増加が見込めます。

アラン・アラゴンモデルによる、筋トレの経験年数による筋肉量の増加は次のとおりになります。

アラン・アラゴンモデルによる筋トレの経験年数による筋肉量の増加
初心者(1年以下) 1ヶ月あたり体重の1.0〜1.5%増加する
中級者(2〜3年) 1ヶ月あたり体重の0.5〜1.0%増加する
上級者(5年以上) 1ヶ月あたり体重の0.25〜0.5%増加する

アラン・アラゴンモデルを参考にして、体重70kgの男性が筋トレを1ヶ月行った場合、筋肉量の増加は筋トレの経験年数ごとに次のようになります。

体重70kgの男性が筋トレを1ヶ月行った場合
初心者(1年以下) 1ヶ月あたり0.7〜1.05kg増加する
中級者(2〜3年) 1ヶ月あたり0.35〜0.7kg増加する
上級者(5年以上) 1ヶ月あたり0.175〜0.35kg増加する

つまり、初心者は1年間筋トレを続けると、筋肉量は8.4kg〜12.6kgも増やすことができるのです。

しかし、上級者は1年間筋トレを続けても、筋肉量はわずか2.1kg〜4.2kgしか増やすことはできません。これは非常に現実的な数値なので、アラン・アラゴンモデルは十分に信頼できる指標だと考えられます。

いくつもの壁を乗り越えることで、筋肉は段階的に成長していく

筋肉は段階的に成長していく

筋肉の成長は一直線ではなく、階段のようになっています。
つまり、緩やかに成長を続けた後に大きな壁が現れ、それを乗り越えることができれば、また一気に成長できるタイミングがあるということです。

逆に言うと、その壁を越えられなければ長い間停滞してしまい、筋トレを諦めてしまうこともあります。

最初の3ヶ月が筋トレを継続できるかどうかの最大の壁になる

筋肥大はなかなか効果が出ないものなので、根気よく続けられるかどうかが大きな分かれ道になります。
ダイエットは有酸素運動を始めるとすぐに体重が減り始めますが、筋トレは最初の1ヶ月に身体がほとんど変化しません。

筋トレを3ヶ月間続けてやっと、自分で見て明らかに身体の変化を感じられるようになります。

そのため、1ヶ月続けても効果が出ないからといって諦めてしまうと、せっかくの頑張りが無駄になってしまいます。
そのまま続ければ必ず効果が出るので、焦らずに続けましょう。

このように、筋トレの効果が出始めるには相当の時間が掛かります。
日常生活を犠牲にしてまで頑張るのではなく、効率的なスケジュールで週2回の筋トレメニューを組み立てて、それをしっかり続けられるかが重要なポイントになります。

最初の3ヶ月はほとんど見た目の変化がないまま過ぎてしまいます。
バルクアップを目指す人には面白くないかもしれませんが、見た目の変化ではなく筋力の成長や筋肉痛に喜びを見出せるようにすると、筋トレを続けるのがそれほど苦ではなくなるはずです。
筋肉痛がつらいかもしれませんが、筋肉をよく鍛えられた証だと考えることができれば、筋肉痛も苦痛ではなくなります。

筋トレ開始から3ヶ月の間は、筋肉量ではなく筋力の増加を楽しもう

筋トレで筋肉を大きくするには時間が掛かるので、長い目で見てトレーニングを続ける必要があります。
先ほども説明したように、3ヶ月を迎えるまでは見た目の変化がほとんど分からないので、筋肉ではなく「筋力」の発達に喜びを見出せるようにしましょう。

つまり、レップ数や回数を増やしていくことを当面の目標にするのです。
筋トレを始めたころは毎回面白いほど記録が伸びていくものですが、これは今まで使われていなかった筋肉が使われることで、神経系が急速に発達して筋力がどんどん強くなっていくからです。

そのため、筋トレの初心者は見た目にこだわるのではなく、まずはレップ数や回数の増加を目的にすれば、筋トレも楽しく続けることができるでしょう。
そうして焦らず着実に筋トレを続けていけば、見た目の変化も自然とついてくるのです。

こちらの記事でレップ数についてまとめてあるのでチェックしてください。

最適な負荷と回数
筋トレは何回すべき?最適な負荷・回数(レップ数)は8〜12回の理由筋肥大を起こすために最適なのは、最大筋力の80%程度を発揮する、レップ数が8〜10回になる負荷となります。最適なセット数は3〜4回で、筋トレ上級者は4〜5回程度行うと良い理由を説明します。...

3ヶ月から1年目を迎えるころには、身体の変化がはっきり分かるようになってくる

3ヶ月間筋トレを続けるという壁を乗り越えられた人は、身体の変化が自分で分かるようになってきます。
こうなると筋トレを続けるのが楽しくなるので、モチベーションも上がりますよね。

残念ながら、まだ他人から見て明らかにマッチョだと思われることはありませんが、これからも筋トレを続けることで誰が見てもマッチョな体型になることができます。
そのために、次は筋トレを1年間続けることを目標にしましょう!

初心者の急激な筋肥大効果は、筋トレを始めてから1年間は持続するので、この期間は身体をどんどん大きくしていくチャンスです。
もし可能であれば、トレーニングの日程を週2回から3回に増やすなど、トレーニングのために費やせる時間を増やすと、筋肥大の効果をより高めることができます。

筋トレを1年間続けることができれば脱初心者で、さらに他人の見る目も変わるくらい身体が大きくなる!

筋トレを見事に1年間続けるという目標を達成できた人は、ベンチプレスを80kgくらい挙げられるようになり、筋肉がついているとはっきり分かる身体になっているはずです。
筋トレ愛好家の一線とも言える、ベンチプレス100kgも射程圏内に入っています。

1年間も筋トレを続けられた人は、すでに筋トレが生活の一部として根付いているので、もはや続けられるかどうかを心配する必要はないでしょう。
ただし、やはりモチベーションが高いに越したことはないので、常に成長を目指して日々のトレーニングをこなしていきましょう。

なぜなら、筋トレの経験が1年を迎えるころには、以前の急激な成長にかげりが見え始めるからです。筋トレを1年間続けたときに、始めての停滞期を経験することになるでしょう。

身体を成長させ続けるためには、タンパク質の摂取量を増やして、筋トレ前後に糖質をしっかり摂取するようにするなど、食生活にも気を配るようにする必要があります。

そうやって十分な栄養素を摂取するためには、食材やサプリメント等にある程度の出費が必要になってきます。
一般人とは違ったマッチョな肉体を手に入れて、さらにそれを維持し続けていくためには、身体のためにコストを払う必要もあることに留意しておきましょう。

筋トレを3年間続けられた暁には、立派なマッチョ体型の筋トレ愛好家になっている!

筋トレの道のり

誰が見ても明らかなマッチョ体型で、他人の目を引くような体型になるには、筋トレを3年間続けることを目標にしましょう。筋トレの中級者から上級者にさしかかると、何度か停滞期を経験することになります。

そのたびに筋トレのメニューを変えたり、栄養や睡眠の摂取を見直したりすることで、停滞期を打破して身体を成長させ続けることができます。

そうして3年間の筋トレを達成すると、ベンチプレスは100kgを余裕で超えることができ、身長170cmの青年は体重75kg、胸囲は105cmを超えているはずです。
一度この一線を越えられた人は「筋トレ愛好家」となり、これから一生筋トレを続けていくでしょう。

しかし、残念ながらこの一線を越えられる前に、仕事や家庭の事情で筋トレを諦めざるを得ない人も大勢います。筋トレを続けるためには、他人の意見には耳を貸さないような、確固たる意志が必要になる局面もあります。

仕事は効率的に片付けて残業はしないようにしたり、独身を貫いて自由な時間を確保したりするなど、筋トレを続けられるような工夫も必要になります。

そうした強い意志をもつためには、「何のために身体を鍛えるのか」ということを再確認することも大切です。一念発起して筋トレを始めたときからは想像もつかなかったほど、逞しい身体を手に入れることができました。

もう一度その原点に立ち返って筋トレを続ければ、さらに素晴らしい身体が手に入ります!

3年間目以降の筋トレは、人生そのものにトレーニングが馴染むようになる

3年間も筋トレを続けられた人は、これからも一生身体を鍛え続けることになるでしょう。筋トレが人生の一部となり、ごく自然に続けられるようになるからです。筋トレを続けている限りは、高齢になるまでは筋肉が衰えることはありません。

3年目以降もさらに高みを目指してハードな筋トレを続けるのか、それとも今の身体を維持するために適度な筋トレを続けていくのか、自分の理想に応じたトレーニングを行いましょう。

ただし、3年間も鍛え続けてきた筋肉は、そう簡単には成長させられません。

停滞期が頻繁に訪れるようになり、そのたびにメニューの変更や食生活の見直しが必要になります。逆に言うと、そうやって成長速度が鈍化したということは、それだけ完璧な肉体に近づいているということなので、今までの努力が報われたということでもあります。

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初心者が筋トレの効果を高めるためには、種目を絞って効率的なメニューを組もう!

種目を絞って効率化を図る

初心者は身体がまだ慣れていないため、あまりハードなトレーニングや、頻度の高い筋トレメニューをこなすことはできません。
そこで、筋トレを始めた初心者が、モチベーションを保って筋トレを続けられるための方法を見ていきましょう。

大筋群のコンパウンド種目に的を絞って、短時間で効率的なメニューを組もう

筋トレに慣れた中級者と違って、初心者はまだ身体が慣れていないため、あまり多くの種目やハードなメニューをこなすことはできません。

そのため、鍛える筋肉を大胸筋と広背筋、さらに大腿筋に絞って、「コンパウンド種目」をメインに行うようにしましょう。

コンパウンド種目とは、重いウエイトを使用して複数の筋肉を同時に鍛えられる種目です。ベンチプレスやスクワット、デッドリフト等の種目が該当しますが、初心者はこういった種目をメインに行うようにしましょう。

なぜなら、その方が圧倒的に効率の良いトレーニングができるからです。

特定の筋肉に的を絞って鍛える「アイソレーション種目」は、軽いウエイトしか扱えないので筋肥大には効果的ではありません。

アイソレーション種目は中級者以降が、筋肉をさらに追い込むために行う種目です。筋トレに使える時間は限られているので、まずはコンパウンド種目をメインに行いましょう。

コンパウンド種目をやる場合、効果的に筋肥大させるためにインターバルにも気を使いましょう。長めに時間を取ることでより筋肉を発展させることが出来ます。

筋トレのインターバルについて
筋肥大の最適なインターバルは2-3分の理由を解説、効率的に筋トレしようこれまでは筋トレのインターバルは1分とされてきましたが、最近の研究では長めのインターバルを取ったほうが良いことがわかってきました。今回はその理由を科学的検証を元にわかりやすく説明していきます。...

筋トレの頻度は週2回確保できれば十分なので、無理に時間を作る必要はない

よくある筋トレ講座等では、「筋トレは多くの種目を週4〜5回かけてこなすのが良い」と言われていますが、それは正しくない場合がほとんどです。
実は、筋トレは正しいメニューを組むと、もっと少ない頻度でも十分に全身を鍛えることができるのです。

先ほど説明したように、鍛える筋肉を大胸筋と広背筋、そして大腿筋に限定してコンパウンド種目を主体にすれば、週2日のメニューで十分に全身を鍛え抜くことができます。
腕や肩の筋肉が気になるかもしれませんが、実はそれらの部位はベンチプレスやローイング等で副次的に鍛えることができるのです。

週2回なら週末だけのトレーニングでも大丈夫なので、スケジュールや体力的な面で週3回以上のトレーニングが厳しい場合でも、筋トレを続けることができます。
このように、効率的なメニューを組むことで、少ない頻度の筋トレでも十分な筋肥大効果を得ることができるのです!

最も効率の良いのはパーソナルジムでのトレーニング

筋トレを始めて3ヶ月が経って少しずつ身体が変わり始めて、1年が過ぎたころには体型は全く変わります。

ただしそれは効かせるべき筋肉に正しいやり方とウエイトで負荷をかけ続けた場合によります。

今はブログやYouTubeなどもあるので筋トレのやり方を学ぶことが出来ますが、パーソナルトレーナーさんに直接指導されたほうが断然効率が良いのは間違いありません。

パーソナルジムによっては通い放題や数回だけ通えるプランもあるので、筋トレのやり方を聞きに行く方法もあります。

こちらの記事では筋トレの効率を上げるパーソナルジムの選び方を紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

パーソナルジム
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身体が疲れたときは無理せずに休息をとって、オーバートレーニングを防ごう

筋トレを始めたばかりの初心者は、なかなか身体を追い込むことができないので、オーバートレーニングになってしまう心配はありません。数ヶ月ほど続けて身体が慣れてくると、真面目な人ほどついつい追い込みすぎがちになってしまうことがあります。

しかし、オーバートレーニングは危険な状態なので、身体の休息は十分確保できるように注意する必要があります。初期段階のオーバートレーニングは自分で気付きにくいので、知らない間に状態が悪化してしまうことが多いのです。

疲れがとれにくかったり身体のだるさが続いたりするときは、オーバートレーニングに陥っている可能性があります。
特に、トレーニングの記録が低下し始めたら赤信号なので、1週間ほどの休養をとるようにしましょう。

タンパク質はもちろんのこと、筋トレ前後の糖質も十分に摂取しよう

筋肉の主な原料はタンパク質なので、筋肥大効果を高めるためには、十分な量のタンパク質摂取が欠かせません。
タンパク質以外にも重要な栄養素があるので、トレーニングのパフォーマンスをさらに高めるためにも、意識して摂取するようにしましょう。

特に、速筋繊維の主なエネルギー源は糖質なので、筋トレ前後の糖質補給を心掛けると、筋肉がパフォーマンスを発揮しやすくなります。
糖質が不足するとエネルギー不足に陥るので、糖質の代わりにタンパク質を分解してエネルギーを作り出そうとします。
エネルギー不足が深刻になると、筋肉を分解してしまうこともあります。

せっかく筋トレをして筋肉を増やそうとしているのに、糖質が不足すると逆に筋肉が減ってしまうことになりかねません。
これでは本末転倒なので、筋肉の分解を阻止して筋肥大の効果を高めるためにも、筋トレ前後にはオレンジジュースなどの糖質たっぷりの飲み物で補給しましょう。

糖質を補給するにはカーボドリンクがおすすめです。

食べる量をとにかく増やして、身体をオーバーカロリーにするのが筋肉をつけるコツ

太っている人と違って、痩せている人は筋肉が付きにくい傾向にありますが、体質の問題ではなく単に食べる量が少ないことが原因のことが多いです。
自分ではしっかり食べているつもりでも、実はカロリーが不足している場合があるのです。

痩せている人が筋肉をつけるには、まずは食べる量を増やしてオーバーカロリーの状態にすることが必要です。
筋肥大にはタンパク質のみならず、糖質や大量のエネルギーが必要です。
そのため、筋肥大が起こりやすいのは、身体がオーバーカロリーの状態にあるときなのです。

痩せている人はとにかく食べる量を増やして、体重と一緒に体脂肪も増やして筋肥大の効果を高めるようにしましょう。
筋トレを続けていくと身体が大量のエネルギーを必要とするようになるので、自然と食欲が高まって体重も増えていきます。
目標体重ですが、最初の1年間で「身長−95(kg)」まで体重を増やせるように頑張りましょう。
つまり、身長170cmの人は体重65kg以上を目標に、体重を増やせるようにすると良いでしょう。
体重が増えると筋肥大もしやすくなるので、筋肉もどんどんついていきます!

筋トレは続ければ必ず効果が出るので、正しい知識を身につけて理想の肉体を手に入れよう!

筋トレの効果を実感できるようになるまでの期間と、筋トレの効果を高める方法について、次のポイントを詳しく解説してきました。

せっかく筋トレを始めても、なかなか効果を実感できないとツラくなってしまいますよね。
しかし、筋肉を大きくするには相当の時間が掛かるので、筋トレを気長に続けていくことが大切です。

自分で効果を実感できるようになるまでには、少なくとも3ヶ月は筋トレを続ける必要があります。
それから1年間筋トレを続けることができれば、他人から見ても明らかに分かるほど筋肉がつきます。

筋トレは続ければ必ず効果が出るので、すぐに実感できないからといって諦めてしまうのではなく、焦らず着実に毎週のトレーニングを積み重ねていきましょう。
正しい知識を身につけて、理想の肉体を手に入れましょう!

以上、「筋トレの効果が出るには3ヶ月の期間が必要。1年で見た目がガラッと変わる」でした。

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